このボトルを語る上で押さえておきたいのはその原酒の価値。
スタンレー・モリソンが1963年にボウモアを買収し、1964年に新たなスタートを記念し、同年蒸留で数多くの良い原酒を仕込みました。それから20年以、蒸留所200周年記念ボトルなどに代表される記念ボトルには、1964年の原酒が使用されています。
ボトルは1934年から4回にわたり登場しています。このボウモアは2006年に出荷されたもので、1964年の原酒を使ったものはこれが最後と言われています。
長年熟成のロースト系の香りではなく、パッションフルーツのような香りがする若々しいフルーツの香りがする珍しいウイスキーです。