1960年代流通のゴードン&マクファイルズのストラスアイラ8年を開封

ゴードン&マクファイル ストラスアイラ8年

1960年代流通の「ゴードン&マクファイルズ ストラスアイラ8年」を開封しました!8年物とは思えない色合いと香ばしく甘い上品なコニャックのような薫り、奥深い複雑な味わいと甘み、昔のウイスキーはどのようにして造られていたのだろうと色々と感じ、考えさせられる逸品です。

ゴードン&マクファイル ストラスアイラ8年
ゴードン&マクファイル ストラスアイラ8年

早い者勝ちの1ショット2000円!話のネタにこの機会に是非ご賞味ください。

ローズバンク31年リリース2

ローズバンク31年リリース2

26年の時を経て遂に復活なった、スコットランドはローランドのローズバンク蒸留所の記念すべきセカンドリリース、31年熟成が入荷いたします。1840年にジェームズ・ランキン氏によって創設されたローズバンク蒸留所はローランドの王様とも呼ばれていましたが、残念ながら1993年に当時のオーナーであるUDV(現ディアジオ)社によって閉鎖されてしまいました。その後建物が歴史的建造物に指定され、また不運にも蒸留器とマッシュタンが盗まれるという惨事にも見舞われたため、手つかずのままでした。

そんな中、遂に2017年にイアンマクラウド社が建物と土地の買収を成功させ、その後ブランド権及び樽在庫の買い取りにも成功しました。同社の社長であるレナード・ラッセル氏は「最良のウイスキーであるローズバンクを再興させることはまさに私の夢であり、誇りに思います。昔のローズバンクを再現することが出来るまで、新生ローズバンクはリリースしません。それは長い年月をかけた遺産づくりとなります」と語っています。

記念すべき第二弾となる今回の31年熟成は、蒸留所閉鎖前の貴重な長期熟成品で、古き良きローズバンクの特徴であるスムースさを最も持ち合わせている樽を選び出し48.1%で瓶詰めされ、6,000本が全世界で発売されました。使用している樽は約6割がリフィルシェリー樽、約4割がリフィルバーボン樽です。

オフィシャルテイスティングノート

香りはシトラス、レモングラスにコリアンダーシード、クローヴにソフトなバニラとアーモンドの砂糖漬け。味は長期熟成ながら素晴らしくライトでフレッシュ、ミントやカモミールにレザー、ベリーにバナナのパン、フィニッシュは長く、より甘くなり、ピーチやオーク、ハーブ。

オールド・ボトル開封

オールドボトル開封

昨年12月初旬から、立て続けに当店コレクションのオールド・ボトルを開封致しました。全て最高の状態です。美味しいうちに飲み切って頂きたいので、特別価格でご奉仕致します。この機会に是非、オールドボトルの良さを体感してみてください。

左から順に

  • シーバス・リーガル チェアマンズ・リザーヴⅡ 25年 750ml瓶
  • ザ・グレンドロナック12年 ダンピー・ボトル 760ml瓶
  • スプリングバンク15年 ブック陶器750ml瓶
  • キングズ・クレスト25年 800ml瓶
  • ⁡⁡

新春奉仕価格 各¥ 1,500 / 30ml でご提供致します。

サントリー・インペリアル

サントリーの懐かしいベレンデッド・ウイスキー「ザ・インペリアル」です。

今月のお薦めオールド・ボトルです。

 

 

『サントリー・インペリアル。このウイスキーこそ、洋酒づくり八十余年のサントリーにして、はじめて醸し得る堂々の傑作といえます。

日本のウイスキーのふるさと、京都郊外の山崎峡で熟成をかさねたモルトウイスキーのなかから、
サントリーの伝統・良心・技術をかけてすぐれた品質を選び、ブレンドし、磨きあげました。

その豪華な一滴一滴の琥珀は、まさに名工の手づくりによる味わい深い芸術品を思わせる輝きです。

また、瓶(ボトル)は、ガラス工芸の国として有名なチェコスロバキアのなかでも、高級カットグラスを生産する西部地方の、いわゆるボヘミア・ガラスの伝統と製法を生かし、ひとつひとつ丹念にカッティングした工芸品で、
最高級ウイスキーを収めるのにふさわしい重厚な風格をそなえています。
手づくりのウイスキーをデキャンターで楽しむーーーー現代人にとって最も豪奢な憩いのシンボル、
サントリー・インペリアルを心ゆくまでお味わいいただきたいと存じます。』

 

今月のオールド・ボトル

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今月抜栓予定のオールドボトルです。

I.W.ハーパー プレジデント・リザーヴ

ザ・ロイヤル・ハウスホールド 特級 従価税表示

カミュ バカラ・デキャンタ

カミュ シルバー・バカラ

Ballantine's 21years old Square Bottle

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現在のバランタイン21年は17年や30年と同じ丸瓶ですが、昔は12年と同じデザインの角瓶でした。

ウイスキー特級表示で明治屋が代理店の頃です。

The Royal Household Tin Cap Bottle

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ロイヤル・ハウスホールドとは、そのものずばり、英王室を指す言葉。王室好きのイギリス人(スコットランド人)の常として、ロイヤルと冠したウイスキーは数多く存在するが、そのものズバリ「英王室」としたウイスキーは、後にも先にもこれ1つしか存在しない。

かつてこのウイスキーは世界の3つの場所でしか飲むことができなかった。1つはもちろんバッキンガム宮殿で、もう1つはスコットランドの辺境、ヘブリディーズ諸島のハリス島にある。ローデル・ホテルのバー、そして最後のひとつが日本です。

昭和天皇が皇太子時代にイギリスを訪れ、その際に英王室からプレゼントされたのが、このロイヤル・ハウスホールドだった。それ以来、英王室の特別の許可により、日本だけで販売が許可されるようになったという。この伝統は今でも続いており「ロイヤル・ハウスホールド」が一般に飲めるのは、世界中で日本だけとなっている。イギリス本国でも、前記のローデル・ホテルのバー以外では飲むことができない。

ブレンドは45種類あまりのモルトとグレーン原酒が使用されている。どれもが希少価値の高い特別によりすぐった原酒ばかりで、味わいの特徴はバランスがよく、気品漂う風格にある。

現在の物はダルウィニー蒸留所のものがメインのキーモルトで、
Theのものは違い、GLENTAUCHERS(グレントハース)蒸留所です。
ラベル下のところにGlentauchers Distillery Mulben Speysideと表記されています。

この写真のボトルのバックラベルは、「ドッドウェルジャパン」。かなり古い物ですが、液面低下も見られず、非常に良い状態だと思われます。