店主の地元のこだわりの酒屋さん「地酒のにしじま」より貴重な日本酒を仕入れてきました。
左から大阪府池田市の「呉春 特吟」、高知県司牡丹の「船中八策」、新潟県旭酒造の「久保田 千寿」「久保田 萬壽」「呼友」「洗心」そして同じく新潟県の「八海山純米吟醸」。
他にも、山口県の旭酒造「獺祭磨き二割三分遠心分離 四合瓶」「獺祭磨き二割三分 一合瓶」等がございます。
レストラン・バーですが、お造りや煮焚き物、焼き物などのお料理をお出ししているので、数種ですが日本酒と焼酎を置いております。
Bar restaurant located in Kita-Shinchi, Osaka
以下、朝日酒造HPより引用
近年、「磨き二割三分」に対し高精白分野での追随者が何社か現れたように高精白でひとつの理想型を達成しました。
しかし、更にその先を目指したものです。
常識的な純米大吟醸で踏み出せない酒質を目指しました。
美しい香りと両立する味の複雑性・重層性と長い余韻を持っています。
このお酒は「獺祭磨き二割三分」を超えるものとして造られました。品質の方向としては磨き二割三分のより完成されたものとしてではなく、踏まえた上で別のものとして造られています。
近年、海外に日本酒を輸出しておりますとワインとの競合問題が出てきます。ご存知のようにワインは欧米の非常に巧緻に作り上げられた投機的マーケティングにより生み出された酒として一本数十万円という高価格のものもあります。海外で、またこれからの日本でも、ワインに日本酒が伍していこうとする限り、日本酒の課題はこの高価格帯の酒への進出です。
国産生地メーカーの開発した皮革風生地がイタリアの業者が日本の業者のつけていた価格の数倍の価格を付けたことにより大ヒット商品になりました。しかし、私たちにこれはできません。内容の同じものに、ただ、販売上の戦術だけで高価格をつけることをよしとしません。このお酒で旭酒造が目指しているのは実質的内容を持った日本型の高級酒です。
「磨き その先へ」を究極とせず、更なる挑戦を続けていきます。
近年、流通の皆様からより高価格帯の酒を出せないかという要請が多く来ておりました。「一升5万円を超すお酒なら売れるから出してくれないか」とか「レストランで3000円のランチコースを売るためには7000円のランチコースを設定するのが早道、「磨き二割三分」をより売るためにはそれ以上の高価格帯の商品があることが早道」とか言われてきました。
おそらくそのとおりと思います。しかし、商品として売れるからできるかといえば、酒蔵の立場としてはただ高価格を付けるのは簡単ですが、高価格には高価格なりの品質・スタイルが無ければただのマーケティング上の道具です。「獺祭」をマーケティングの道具にはしたくありません。
また、「マーケットを弄ったり煽ったりしない」「あくまでお客様の選択に任せる」ことをモットーとする旭酒造にとって、本質を変えずパッケージを変えたり商品名を変えたりして高価格を付けることはできません。
10年以上の構想期間と開発期間を要して今回やっと発表にこぎつけました。
品質的に一歩踏み出しているが故にただ飲まれたのではせっかくの「磨きその先への魅力が分かりにくいと思います。まず、1~2杯「磨き二割三分」をお楽しみいただいた後、「磨き その先へ」へお移りになると、よりくっきり皆様の前にこのお酒の魅力が現れると思います。
旭酒造株式会社
先日、非常に入手困難な日本酒を納品することが出来ました。
鄙願(ひがん)「大吟醸」
入手困難なのはその希少性にあるようで、新潟県西蒲原郡分水町の酒販店「酒・ほしの」さんが大洋酒造さんに依頼しているプライベートブランドで決められた料亭にしか卸していないという逸品です。
季節限定で4種類発売されているようです。
春 鄙願「時分の花」
夏 鄙願「打ち水」
秋 鄙願「程々」
冬 鄙願
香りが穏やかなところが蕎麦に良く合い、これぞ「淡麗辛口」で後味すっきりの日本酒です。
当店に入荷致しましたのは、冬の「鄙願 大吟醸」
500ml瓶と、720ml瓶の2種類のサイズでご用意しております。
使用米:新潟県山北町産たかね錦50%精米
アルコール度:15.0~15.9
皆様のほとんどは「呉春(ごしゅん)」という酒の名前を聞かれたことがおありでしょう。
大阪を代表する有名な日本酒ですが、その伝統と技から生まれる呉春の魅力の本質をご存知の方は少ないと思います。 |
■「呉春」は「池田の酒」という意味
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蔵元のある大阪府池田市はかつて伊丹とならび天下の銘醸地として知られ、元禄の昔から銘酒番付の上位を独占した町でした。 「呉春」の「呉」は池田の古い雅称「呉服の里」に由来します。また、「春」は中国の唐代の通語で「酒」を意味します。つまり「呉春」とは「池田の酒」の意味です。 |
■「下り酒」として江戸時代に重宝され、有名になりました。
池田の酒は「下り酒」として江戸時代に重宝され、銘酒として名を馳せました。その中で特に「呉春」は今でも全国的に知名度が高く人気のあるお酒です。 (下り酒とは関西から関東に入ってきた酒のことを指します。) |
■谷崎潤一郎が愛飲した酒
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■「米と水と技」 3つが揃った極上の酒
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今回入荷致しましたのは、呉春の中でも最も手に入りにくい「特吟」。
その「特吟」の大吟醸です。年に一度だけの入荷です。
本日、瓶詰めしたての小鼓の極上品が入荷しました。
小鼓 路上有花(ろじょうはなあり)
かのロバートパーカーも絶賛した
『小鼓』の純米大吟醸です。
かのワイン評論家のロバートパーカーが全国の銘柄を利き酒して評価した際、絶賛して最高得点を付けた純米大吟醸酒です。
米の旨みと香りを逃さず詰め込んだ「小鼓」の最上級
山田錦50%精米を低音でじっくりと醸し、深く豊かな旨味と優美な香りが特徴です。
洗練されたボトルデザイン
究極のデザイン性の追求。 お米の醸造酒であり、その豊な香りと繊細な味わいから、白ワインのように飲んでもらいたくて、ボトルデザインにもこだわってコルクを使用。
路上に咲く一輪の花に感動するような悟りを開く境地が味わえる酒
そんな思いをこめて命名されました。 正覚(悟り)に至る道は、荒行に耐えるだけではありません。路上に咲く一輪の花に感動した時でも悟りがあります。同じようにお酒を美味しいと感じた時にも悟りがあります。荒行・難行ではなく、日常の物事に感動する心を持つことが悟りへの近道かもしれません。