今年も鱧の季節になりました。
徳島県よりハモ入荷致しました。
湯引き、焼き霜造り、グリエ、天ぷら、フライ、等々。
Bar restaurant located in Kita-Shinchi, Osaka
ピエモンテ・ロエロの優良生産者 マッテオコレッジャ
2銘柄が入荷致しました。
1・ロエロ アルネイス 2011
Albaの街から10km弱北方Canaleにカンティーナは位置します。ロエロ・アルナイスで有名になったこの産地でネッビオーロを中心に赤ワインを造り続けいます。
設立は1935年。当初は色々な果実や畜産が中心だったがマッテオ氏が高品質ワイン造りに着手しました。当時ロエロ地区は平地部分のアルネイス中心に瓶詰めされていて、大半のネッビオーロやバルベーラはランゲ地区の生産者に売られていましたが、そんな中マッテオ氏はカナーレ最西端の南向き斜面の1枚畑を購入しネッビオーロとバルベーラを高密植で植樹、高品質葡萄栽培を開始。当初はロベルト・ヴォエルッツィオやエリオ・アルターレなどの優良生産者に葡萄の段階で売り渡していましたが、87年、ヴォエルッツィオの勧めで自らボトリングまで行なうことを決断。赤ワインとしてのロエロを初めて商標登録させました。
【ブドウ品種】アルネイス100%
【格付け】DOCG
【産地】ピエモンテ州 ロエロ地区
【生産本数】30000本
【栽培・醸造等】非常に軽いプレスのみで、100%ステンレスタンク発酵・熟成。酸化に弱いブドウなので酸素との接触を最低限に抑えています。
土壌は豊富な石灰分を有しています。ランゲは黄土の比率が高くなり、ロエロは灰色土の比率が多くなるようですが、特にマッテオ・コレッジアが位置するカナーレの西端は海からの石灰岩と砂質が豊富で6層にもなる複雑な地層となっているため、非常に優れたテロワールを有しています。
畑では除草剤は勿論、トラクターもほとんど使わない為に、非常に健全でふかふかの土で雑草は青々と繁っています。
【味わい】レモンやオレンジ、スダチっぽいフレーヴァーが感じられます。色はワイン自体の色合いに緑色が少し入っています。ボディは中程度ですが、しっかりと膨らみます。余韻はしっとりと滑らかに、瑞々しいです!
【ジョルノ氏からのコメント】
現在では、事故で亡くなったマッテオ氏の意思を、婦人のオルネッラを中心に引き継ぎラ・スピネッタのジョルジョ・リヴェッティ等の手助けを得ながら、その独自のスタイルを維持しています。
2・ロエロ DOCG ラ・ヴァル・ディ・プレディ 2010年
■故マッテオが初めて開拓したラ・ヴァル・ディ・プレティ
1987年にネッビオーロ・ダルバとしてリリースされたラ・ヴァル・ディ・プレティ。故マッテオが当初からバローロやバルバレスコには ない個性であるピュアさと芳香を最も強く感じさせる畑であると信じ、ネッビオーロ・ダルバとしてリリースしてきた畑が2010年、ロ エロ DOC に認可されました。これを機に樹齢が高まっていることも考慮し、今まで以上にピュアさを押し出す為に大樽での熟成に 切り替え、ロエロ“ラ・ヴァル・ディ・プレティ”として生まれ変わりました。歴史的に見るとラ・ヴァル・ディ・プレティは1989年、199 4年、1998年、2004年と偉大なワインを造り上げてきましたが2010年も歴史に残るヴィンテージとなりました。 ■『ロエロ独特のテロワールに捧げられたワインだ』/アンジェロ・ガヤ イタリア国内ではロエロの軽やかさ、ピュアさ、飲みやすさ、何よりも食事との相性の良さが注目されている。『若いうちから香が出 ていること。そして堅いタンニンではなく柔かな果実が主張することがロエロの良さ。そして私達は余韻に複雑味をもたらす為の樹 齢の高さ、そしてそれを活かす醸造を適切に行えるように成長した』/オルネッラ・コレッジア 各評価誌でも高評価でアントニオ・ガッローニは92ポイントを付けている。