南オーストラリア州マクラーレン・ベールに位置するヌーンワイナリーは赤ワインのみを生産している家族経営の小さなワイナリーです。ミネラルに富んだフルボディの赤を作ることに力を注いでいます。
ドゥリューとリーガンのヌーン夫妻がこの家族経営のワイナリーを引き継いだのは、1996年10月のことでした。
彼らの経営の元での初ヴィンテージも1996年です。ヌーン・ワイナリーでは古樹からとれるブドウを主に使用しており、それらは台木を使用していません。
畑はそれぞれ、1934年から1943年にかけて植樹されたグルナッシュが4ha、1962年植樹のシラーズが1.6ha、1972年植樹のカベルネが1.2haです(シラーとカベルネの畑は、ラングホーン・クリークの友人の所有)。
そして1998年にはグラシアーノが植樹され、2008ヴィンテージよりエクリプスにもブレンドされています。
ワイナリーへの直接の訪問はストックがあるときに限られており、平均して毎年2~4週間のみです。ほとんどのワインが発売後短期間で固定客への販売により完了してしまいます。