以前から興味のあった銘柄をやっと納品致しました。
日本人オーナーがカルフォルニアで造るシャルドネとピノノワール。
その中でも、ソノマのシャルドネが前から気になっていました。
まだテイスティングもしていませんので、HPよりオーナーのお言葉を転載させて頂きます。
2005年、いつかは嫁いで行くであろう二人の娘達の結婚式を二人のワインで祝ってやりたい。と思いついたのが全ての始まりです。
嫁いでも、生まれ育った家庭だけは忘れないように、家紋である「丸に違い鷹羽」をシンボルにし、ワイナリー名は、Ch.igai Takaha(シャトー・イガイタカハ)と名付けました。
造り上げたそれぞれのワイン名には家族の名前を冠し、日本人としての愛と誇りと思いを込めて生まれた生粋のカリフォルニアワインです。
■ Winery Owner
Winery Owner, Wine Director & Wine Label Designer.
- 杉本 隆英 (1954年2月17日兵庫県西脇市生まれ)
- 杉本 美代子(1953年5月12日兵庫県西脇市生まれ)
1968年兵庫県西脇市立西脇中学3年生の時、2組出席番号9番として出会う。
1978年に結婚。隆英はコンピュータ・エンジニア、美代子は薬剤師として働く。
1999年にCalifornia Wine Fan Clubを主催。(2010年6月Close)
2002年7月より麻布十番にCalifornia Wine GardenをOpen。(2012年7月閉店)
California Wineをこよなく愛し、2005年からCh.igai Takahaとしてワインの生産輸入販売を開始。
隆英は2007年1月、美代子は2008年11月にリタイアし、Wineのある生活を楽しんでいる。
美代子は、Greg Brewer氏が造るdiatomの漢字ラベルを2010年Vintageよりデザイン。
結婚35周年を迎える2013年4月16日リリースに向けて、二人の出会いである3年2組9番をイメージした
Ch.igai Takaha Sparkling Wine “Sign to the Story” 3209 を世に送り出す事を楽しみにしている。
■ 2009 Jewel Wish Split Rock Vineyard
次女珠希のワインです。Jewel(珠) Wish(希)と名付けました。
マンゴー、ビワなど南国フルーツのピュアなコクを、グレープフルーツを思わせる穏やかな酸が輪郭をまとめる。
素材を生かしたスタイルにはミネラル感もあるので、骨格がしっかりとした安心感を感じる。
しっかりとした果実味は、飲み心地に充実感を伴いながらも、飲み飽きしない明解な美味しさを示す。
カリフォルニアを表現しながらも、どこか親しみ易く、和の美味しさを素直に感じるワインとなっています。
■ 2010 Samurai Beauty 侍
隆英のワインです。切れ味鋭いも柔らかさと美しさを感じさせるChardonnayを目指し、Samurai Beautyと名付けました。
『神の雫』で話題となったdiatom 2010 波紋40%、美夜30%、風音30%を樽熟成させることによって柔らかさを身にまといました。
ブレンドの織り成すコクの深さ。透明感のあるきれいな酸と果実味は心地よい絶妙なバランス感を楽しめる。
グレープフルーツ、蜂蜜、カシューナッツなどシャルドネに期待する要素に松葉なアクセントが素晴らしい。
「飽き」を寄せ付けない濃縮感をお楽しみくださいませ。
■ 2009 Divine Wish Split Rock Vineyard
長女祐希のワインです。Divine(祐) Wish(希)と名付けました。
まとまる珠の様な飲み口は完熟アメリカン・チェリー。しなやかでジューシーにして複雑さと繊細さをしっかりと持ち併せる。
味わいに統一感が出始めた頃、シナモンのスパイシーさをアクセントに、チェリーでラズベリーな上質な甘さが。
開いてくると艶っぽさに円熟味を出してくるので、ゆっくり、まったり楽しんでいただきたいワインです。
■ 2010 Emerald Beauty 園
美代子のワインです。Emerald(美代子の誕生石) Beauty(美)と名付けました。園は、旧姓園田から。
ミディアムなボディながら、エキスの凝縮感から重厚さを持つ。
イチゴはジャムでラズベリーな果実味は大きく柔らかでタップリとしたボリューム感。
飲み心地には、上質なグリップ感があり、しなやか。
コーヒーやカカオ、バニラなどの香りがひろがり始めると、限りなくパーフェクトに近い美味しさがお楽しみ頂けます。
まさに収穫時期を迎えた果樹園でありバラ園のよう。さて、あなたには何園を思い浮かべていただけるでしょうか?
■ 2008 Dragon Beauty Rutherford
隆英、美代子、夫婦のワインです。それぞれから1文字を採用し、Dragon(隆=Ryu=龍) Beauty(美)と名付けました。
プラム、カシス、杉の芽。弾けんばかりの果実味が、細やかなタンニンを覆いつくす。バタリーな飲み口ながらも、穏やかな酸が輪郭を形成し、エレガントなクリーンさも持ち合わせる。強い果実味とバランスのとれた上品さを持ち合わせた、まさに Dragon Beauty!